被保険者の方へ

みなし健診とは・・・

→病院で受けられた検査結果を、保険者(健康保険事業の運営主体)に提出することで、特定健診を受診したとみなす健診のことです。

 

お金がかかるの?

→1から特定健診を受けるのではなく、病院で受けられた検査結果を提出していただくだけなので、費用はかかりません。
 ただしデータが不足している場合は追加の検査が必要となります。その場合も検査料は必要ありません。

 

届いた文書の目的は何?

→みなし健診についてお知らせし、協力をお願いするために文書をお送りしています。
 保険者のレセプトデータから、すでに病院で検査を受けておられる方を対象にお送りしています。
 また、かかりつけの医療機関に、情報提供をお願いする文書を送付しています。

 

何をしたらいいの?

→お手元の文書を、記載されている医療機関にお持ちください。
 その際にご自身の健康状態についての質問項目に、ご回答をお願いします。
 また、保険者への情報提供にご同意ください。(同意欄へのご署名をお願いします)

 

受診率向上に協力するのはなぜ?

→特定健診の受診率と特定保健指導の実施率については、国が目標を定めています。
この目標を達成できない場合、国から市町村にペナルティが科せられる場合があります

 

 国民健康保険では、75歳以上の人が加入する後期高齢者医療制度に対して、市町村が支援金を支払うことが義務付けられています。国が特定健診の制度を開始する際に示した案では、特定健診の受診率等の目標を達成しない保険者には支援金を10%上乗せするとしています。つまり、目標が達成できない場合、毎年何千万円以上の費用を余分に支払わなければならなくなります。皆さんが支払う国民健康保険料も値上がりすることになります。現在は、全国的に目標の達成率が低いことからペナルティの実施は見送られていますが、いつ国が方針を転換し、ペナルティを科してくるか分かりません。逆に、特定健診の受診率等が目標値を大きく上回った保険者に対して、国は後期高齢者医療制度に支払う支援金を10%割引するとしています。

 

特定健診・特定保健指導は皆様の健康に直結していますし、健康に生活するきっかけを提供することは市町村の務めです。それと共に、受診率等により市町村にペナルティが科せられること、逆に受診率が高い場合には健康保険料の額を減らすことができたり、健康増進のための取り組みに一層の費用を当てられるという事情をご理解いただき、積極的に受診いただきますようにお願いします。

個人情報が悪用されないか心配・・・

→提供いただいたデータはみなし健診の業務にのみ利用し、他の用途には使用致しません。また、情報を取り扱う業者はプライバシーマークを取得しており、個人情報を正しく取り扱うよう適切な指導を受けています。

 

みなし健診を活用し、

生活習慣病を予防・改善しましょう!